アディッシュ、中高生対象の「動画で学ぶネットリテラシー講座」を4月3日から学校向けに提供

　アディッシュは、中学生・高校生を対象にインターネットリテラシー講演をテーマ別に10分の動画にまとめた「動画で学ぶネットリテラシー講座」を、4月3日から学校向けに提供する。

　「動画で学ぶネットリテラシー講座」は、生徒がインターネットリテラシーを身につけ、どのようなトラブルがなぜ発生しているのかを把握し、トラブルを未然に防ぐといった情報活用能力の育成を目的としている。

　各10分、4テーマの動画で構成されており、すべての動画について視聴後に取り組むためのワークシートを用意する。動画で学んだことをワークシートで振り返り、自身の行動に照らし合わせて考えられる内容となっている。学年やクラスの状況に応じてテーマを選択可能で、利用期間内なら何度でも繰り返し視聴できる。

　インターネット上の情報で起こる偏りについて知り、情報を見極める力を身に付ける「情報力」、被害者にも加害者にもならない、安心な場作りについて考える「安心・安全」、心身の健康に影響を及ぼし得るデジタルの特徴について知るとともに、デジタルを使う生活での心身の健康とバランスのとり方について考える「デジタルバランス」、デジタル時代における社会活動への参加と、求められる多様性の受容について事例を元に知る「デジタル時代の社会参加と多様性」の、4テーマで構成されている。

　おもな利用シーンは以下の通り。

• 新年度の対面講演の聴講後、生徒の学習効果を継続させるために2カ月ごとに1本ずつ視聴
• 感染症対策として、クラスごとにホームルームで視聴
• インターネットトラブル発生時に指導の一環として関連したテーマの動画を視聴し、発生原因や安全に利用するための話し合いなどをする際の参考材料として利用

　想定される効果は以下の通り。

• 生徒のインターネットリテラシーの向上
• 校内のインターネットトラブルの減少、重大化の防止
• 校内のインターネットリテラシーの認識の統一

　視聴期間は、申し込み受け付け日から当該年度内（3月31日まで）で、期間中は無制限に視聴できる。