Mogicは、教職員の出席管理の負担を軽減すべく、クラウド型授業支援システム「Pholly(フォリー)」へ、出席管理機能を3月22日より追加する。同機能により、講義や授業の進行において必要不可欠な、学生の出欠状況の確認および管理に関連する各種タスクをクラウド上で一元化できるようになる。
講義や授業を進めていく上で、出席確認や出席状況の管理は教職員にとって欠かすことのできないタスクの一つだが、学生たちの遅刻・早退含めた出欠状況を連日漏れなくチェックし、講義・科目ごとにデータを集計していく作業は煩雑で、その負担は小さくない。
そこでMogicは、教育現場における出欠関連業務の省力化を目的として「Pholly」に出席管理機能を追加する。同機能では、学生がスマホやWebで行った「オンライン打刻」を自動集計するほか、出欠情報の変更や遅刻・早退ステータスの追加が簡単にできるなど、出席管理にまつわるさまざまな作業の一元管理を実現する。
出席管理機能の特徴は以下の通り。
教職員
- 科目ごとに「出席機能」を搭載しているため、科目タブをクリックすれば当該科目における学生の出欠状況を過去の授業分含めてすべて確認できる。
- 出席の受付時間帯を自由に設定できる。
- 出席の各種設定は科目ごとではなく、授業各回で設定・変更することが可能。
- 自動集計後に手作業で出欠ステータスを変更可能。
- 学生の遅刻・早退ステータスをつけることができる。
学生
- マイページと科目詳細ページに出席ボタンが用意され、教職員によりあらかじめ設定された受付時間内にボタンを押すことで出席が証明される。
なお、授業各回で教員がパスコードの有無、IPアドレス制限の有無を選択でき、「オンライン/オフライン」など授業実施形態に合わせて都度選択することが可能。
今回の機能追加により、「Pholly」は授業支援システムとして出席からレポート、テスト、評価、振り返りまでを完結できるようになった。
「Pholly」のおもな機能
- 講義・教材動画の配信
- レポート課題の提出、提出状況の管理
- アンケートの作成・回答・集計
- 講義の評価・振り返り
- チャット形式でのコミュニケーション
- テストの作成・採点・提出状況の確認
- 出席管理機能(今回追加)
「Pholly」は授業前のお知らせや資料の配布、授業後のレポート課題やアンケート回収など、教員と学生の間のコミュニケーションを円滑にすることを目的としたクラウド型の授業支援システム。学生はスマホやタブレットのアプリ(iOS、Android)からアクセスできる。
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