ストリートスマートは、同社のICT教育を支援する総合プラットフォーム「master study(マスタースタディ)」において、道徳の教科書に沿ったデジタル教材を、3月3日に追加した。
ICT教育を進める教員をサポートするストリートスマートは、ICTを活用した授業準備の負担を軽減するためには教科書と連動したコンテンツが必要だと考え、日本文教出版が出版する小学6年生の道徳教科書『小学道徳 生きる力』と、中学1年生の道徳教科書『中学道徳 あすを生きる』の内容に合わせて「Google for Education」を効果的に取り入れた学習指導案(略案)と教材テンプレートを開発した。
教科書と連動した学習指導案(略案)と教材テンプレートのポイントは以下の通り。
- PC・タブレットなどから略案やテンプレートをコピーするだけですぐに授業に活用できるため、授業準備の時間を短縮可能。
- コピー後は自由に編集できるため、児童生徒やクラスの状況に合わせたアレンジが可能。
- 「Google for Education」を活用したツールのため、児童生徒の対話的な学びや協働で学びを深めることができる。
教科書と連動した学習指導案(略案)と教材テンプレートの一例は以下の通り。
1.小学校6年生・中学校1年生 デジタル略案(Google スプレッドシート)
- 小学校6年生・中学校1年生、それぞれ35教材分の略案が1つのスプレッドシートにまとめられている。
- 略案には学習活動の内容、予想される子どもたちの反応やICTを活かすポイント、デジタル教材を授業で使用した場合のイメージも掲載されているため4月からの授業ですぐに活用できる。
2.小学6年生・道徳「ほんとうのことだけど……」提示資料(Google スライド)
- スライド形式のため、物語の範読を全員で行いながらスムーズに発問やワークにつなげることができる。
- 教員がスライドに直接児童の意見を入力することで、児童が発表した意見をシームレスに画面上に表示することができる。
3.中学1年生・道徳「裏庭でのできごと」ワークシート(Google Jamboard)
- 付箋や画用紙を用意しなくても、グループのメンバーやクラス全員で協働してワークを進め、考えを深めることができる。
- 付箋機能やテキストボックス、手書き機能を使って意見を整理することで、生徒が柔軟かつ主体的に議論を進めることができる。
「master study」は「Google for Education」を使ってICT教育を進める教員のための総合プラットフォーム。基本契約プランには、教科書と連動した教材テンプレートや「できるシリーズ」の書籍データ、端末の運用・管理に関する資料、「Google for Education」活用オンラインセミナーなど、650以上の豊富なコンテンツが用意されている。
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