スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で全ユーザーを対象に実施した「勉強用SNSアカウント調査」の結果を、2月15日に発表した。同調査は、2022年12月22日～26日の期間に行われ、4722名から回答を得ている。
調査対象者に、勉強用SNSアカウントである「勉強垢」を持っているかを尋ねたところ、いずれの属性でも約3割が現在進行形で「勉強垢」を「持っている」と回答した。「社会人」がもっとも多く、「高校生・浪人生」「大学生・院生・専門学生」では「持っていたが、使っていないもしくは削除した」という回答が多い。「持っている」と回答したユーザーを合計すると、約半数が「勉強垢」の利用経験があり、大学受験期に利用する傾向がみられる。
どのSNSで「勉強垢」を使っているか（使っていたか）を尋ねた質問（複数回答）では、「中学生」「高校生・浪人生」の7割超が「Instagram」と回答した。「中学生」では、「YouTube」「TikTok」が約2割に達し、他の属性よりも高い。「Twitter」は年齢が上がるにつれて上昇し、「大学生・院生・専門学生」では半数超、「社会人」では約8割を占めた。「Instagram」は年齢が上がるにつれて低下し、「社会人」では約3割に留まっている。
「勉強垢」を何のために利用しているか（利用していたか）を尋ねたところ（複数回答）、いずれの属性も「モチベーション維持するための勉強記録」が最多となり、「中学生」では9割超、「高校生・浪人生」では8割超を占めた。以下「勉強方法や勉強に関わる情報の取集」が続いており、「社会人」では同率1位となっている。また、「SNS上での新たな交流をはかる」という回答は、学生で約2割、「社会人」では約4割に達した。
SNSで勉強に関する情報を得るなら、どのような情報があるとうれしいかを尋ねた質問（複数回答）では、いずれの属性も「おすすめの勉強方法」がもっとも多く、「中学生」では「おすすめグッズ情報（文房具などデスク周り）」が7割超に達する一方、「高校生・浪人生」では「受験に関する情報」が7割、「大学（進学）情報」が6割を占めている。なお、「高校生・浪人生」は受験に関連した情報収集をSNS上で行っている傾向がみられた。
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