チエルは、デジタル庁の調査研究「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究(教育における広域なデジタルコンテンツの利活用環境整備と連携)」により実施される、初等中等教育における校務支援システムや学習支援システム(LMS、LRS)、関連する教育アプリとの間の教育データ連携の実証研究に参加する事業者として採択されたことを、11月4日に発表した。
初等中等教育においては、GIGAスクール構想を通じた児童生徒1人1台端末の整備や教職員端末の整備、学校におけるネットワーク環境の改善等が進められているが、教育に関わるデータの利活用環境は整っていない。その結果、校務負担の軽減や効果的な教育内外の分野間のデータ連携が十分に進められていないことが課題となっている。
同調査研究は、教育データ利活用環境の整備を進めるため、初等中等教育における校務支援システムや学習支援システム、学習アプリに関わる事業者のシステム等へのデータ連携の仕組みの実装を行い、データ送受信の仕組みを用いたデータ連携の接続確認および実証を行うためのテスト環境を構築する事業。
今後、同実証研究は「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究(教育における広域なデジタルコンテンツの利活用環境整備と連携)」を請け負う事業者と契約条件の最終的な調整を行った上で、委託等契約を締結する予定となっている。
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