Gakkenは、ICTを活用した個別最適な英語教育実践のための研究を目的に、福岡県の中間市教育委員会と「学研オンライン英会話 for school」を利用した実証研究を開始したことを、11月1日に発表した。同実証の実施期間は2022年10月~2023年3月。
中間市は、外国語活動・外国語科についての研修の見直しを図ることや、小学校教員の外国語指導について、理解を深め技能を高めることを今後の教育改革の1つとして掲げている。それとともに、GIGAスクール構想で1人1台の端末環境が整備されたことから、ICTを活用した個別最適な英語教育の実践を目指している。
同実証では、オンライン英会話を使ったリアルなコミュニケーションによって、児童が話したいと思う意欲を育み、児童の英語での発信力を高める。具体的には、市内の小学校1校における5年生の全児童による、オンライン英会話でのマンツーマンレッスンを3回実施する。
また、世界と日本との関わりに目を向けさせることを目的に、外国語科の中で道徳教育を意識したオンライン英会話の内容を検討する。そのほか、小学校教員向け英語力・指導力向上の研修カリキュラム(オンライン英会話)を実施することで、言語活動を通して指導するために必要となる英語力の向上を図っていく。
「学研オンライン英会話 for school」は、ロジカルに話す力を鍛える学校限定コース「ロジカルスピーキング」、発話力のレベルを測ることができる「スピーキングアセスメント&フィードバック」といった、多彩なプログラムを用意するマンツーマンオンライン英会話レッスン。
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