インタツアーは、2025年卒業予定の大学2年生、2023年卒業予定の大学4年生、および社会人2年目(2021年卒)の男女632名を対象に実施した、「就職活動における学生および社会人の実態調査」の結果を10月20日に発表した。同調査は9月16日~20日の期間に行われている。
調査対象者に、就職活動における面接で話を脚色してしまうことがよくあるかを尋ねたところ、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」を合わせた割合が、大学4年生で41.5%、社会人で43.0%を占めた。
就職活動において、企業側は自社をよくいうことが多く、信用しにくいと思うかを尋ねた質問では、大学4年生の60.5%、社会人の58.1%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えている。
大学4年生に、内定への満足度を尋ねたところ、3年時に就職活動を開始した人では87.6%が「満足」と答えたのに対して、4年時に就職活動を開始した人では「満足」が69.0%となった。社会人では、3年時に就職活動を開始した人で65.4%、4年時に就職活動を開始した人で50.0%となっており、3年時に就職活動を始めた人ほど内定への満足度が高い傾向にある。
大学2年生以前から企業のことを知る機会があれば、就職活動に役立つと思うかを尋ねた質問では、大学2年生の67.5%、大学4年生の70.5%、社会人の69.4%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答した。
大学2年生に「働く」ことについてイメージを持てていないかを尋ねたところ、「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」を合わせた割合が55.7%に達している。
社会人とのコミュニケーション機会に恵まれてきたかを尋ねた質問では、大学2年生の45.3%、大学4年生の26.5%、社会人の35.5%が「そう思わない」「どちらかと言えばそう思わない」と回答した。
就職活動を始めたことで、はじめて知った企業について尋ねたところ、「知らない企業でも情報を見て興味を持つことがあった」が大学4年生で44.5%、社会人で38.7%を占めてもっとも多く、次が「知らない企業でも会話をして興味を持つことがあった」が大学4年生で33.5%、社会人で31.7%となっている。
インタツアーは、学生と企業がインタビューやリスナーという手法で学年問わず接点を持てる新しい新卒採用サービスを提供しており、選考ではない関係性の中で企業と学生が出会い、コミュニケーションを行う。さらに、そこからアウトプットされる各種のコンテンツ(感想・レビュー・動画など)は、SNSなどを通じて多くの学生に配信し、接点をもった学生に対しても継続的な情報発信によってつながり続けていくことで新卒採用を支援する。
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