マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(10月中旬)」の結果を10月21日に発表した。同調査は、10月10日~14日の期間に行われ、2164名(文系男子:457名、文系女子:875名、理系男子:434名、理系女子:398名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2023年卒学生の10月10日時点での内定率は前年比2.4ポイント増の89.6%、平均内定保有社数は前年比0.1社増の2.4社だった。
内定式の参加状況としては、「参加した」という回答が前年比5.7ポイント増の81.2%に達している。
内定式の開催形式では、前年に最多だった「オンライン形式で実施され、全員オンラインで参加した」が大幅に減少した。
内定式に対面形式で参加した学生に感想を尋ねたところ、「同期と実際に会えてよかった」(76.4%)が最多となっている。
一方で、「会社の方の話を聞くだけでなく、1人ひとり抱負などを話す機会があるとよい」「大人数での開催だったため、同じ事業所で働く同期を見つけることに苦労した」といった意見も寄せられた。
調査対象者の後輩にあたる、2024年卒学生に向けたメッセージとしては、「自己分析はあらゆる角度から徹底的に行うべき。人によっては時間がかかるため、3年生のはじめに友だちなど誰かと始めるのが理想的」「3月からは想像より忙しくなるので、とにかく早め早めの行動が大切」「面接練習にも積極的に参加すべき」といった回答が寄せられている。
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