アイネットは、横浜国立大学と2019年に締結した「包括連携協定」に基づいて、共同研究や人材の交流といった多面的な連携関係を構築中であり、連携をさらに深化すべく、2022年度からデータサイエンス・インターンシップのプログラムを開始し、毎年横浜国立大学 経営学部のData Science Education Program(DSEP:ディーセップ)に所属する学生を受け入れ、人材育成面において協力することで合意したことを10月6日に発表した。
初年度となる2022年度のインターンシップでは、下期に「データセンター事業におけるAI活用」をテーマとする90時間以上の実習を行っていく。
DSEPは、国公立大学の経営・商学部としては日本初となるデータサイエンス教育プログラムで、データ分析テクノロジーを課題解決や事業創造に活かすビジネス・リーダーの育成を目指している。実践に重きを置いたビジネス・リーダー育成教育を行うカリキュラムが特徴であり、
- 入学直後の1年次春から始まる2名の指導教員によるデータ分析を活用したプロジェクトベースの少人数ゼミナール
- データサイエンスに携わる企業との連携講義
- 企業の協力を得たデータサイエンス・インターンシップ
などを実施する。
2022年度に開始するデータサイエンス・インターンシップは、入学当初から1年半に及ぶ少人数ゼミナールを修了したDSEP生に、学修したデータサイエンスのスキルを実践する場を提供することを企図している。アイネットのデータセンター事業におけるAI活用プロジェクトへのDSEP生の参画によって、学んだスキルの実践を通じてそれらを高めるとともに、大学に戻ってからさらに修得すべき知識・スキルを発見してもらうことを目指している。
アイネットと横浜国立大学との包括連携協定は、アイネットのIT企業としての技術やインフラ、人材、および横浜市、神奈川県内などに多数の顧客との接点を持つ強みと、横浜国立大学の21世紀グローバル新時代に活躍する人材の育成力を融合し、社会貢献を推進すべく締結された。同協定における連携・協力事項は以下の通り。
- 社会や産業が求める価値・課題の検討、研究開発テーマの選定
- 共同開発、事業化、実装に向けた各種検討
- 本連携に資する人材交流や意見交換会の実施
- 情報セキュリティマネージメント体制構築に関する協力
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