ワークスモバイルジャパンは、直近3年間にPTA組織の役員に従事していた人435名を対象に実施した、「PTA活動に関する意識調査」の結果を9月28日に発表した。同調査は、7月22日~25日の期間に行われている。
調査対象者に、所属するPTA組織の運営において非効率だと思うことを尋ねたところ、「会議のために学校に行くこと」(48.0%)がもっとも多く、「PTA一般会員への連絡・通達(情報共有)」(35.9%)、「お便りや議事録などの紙資料の作成・印刷」(35.6%)、「会議やPTA活動の日程調整」(35.2%)、「PTA役員・委員どうしのコミュニケーション」(34.7%)、「次期PTAへの引き継ぎ」(34.3%)がそれに続いた。
所属するPTA組織の会議方法を尋ねた質問では、「学校でのオフライン開催」(57.5%)が最多となった一方で、「オフラインとオンラインの両方で行う」(33.3%)と「すべてオンライン開催」(9.2%)を合わせた42.5%がオンラインミーティングを活用している。
PTA会議でオンラインミーティングを活用していると答えた人の90.3%が、オンラインミーティングにメリットを感じており、具体的なメリットとしては(複数回答)、「会議の日程調整がしやすい」(47.0%)がもっとも多く、「参加できない罪悪感を感じなくて済む」(37.8%)、「情報共有が早い」(35.1%)がそれに続いた。
所属するPTA組織が効率的に活動できていると思うかを尋ねたところ、オンラインミーティング活用者では「とても効率的」が6.5%、「効率的」が16.8%、「やや効率的」が27.6%で、計50.9%が「効率的なPTA活動ができている」と回答している。オフラインのみで会議をする人では、「とても効率的」が4.8%、「効率的」が10.0%、「やや効率的」が18.3%と、「効率的なPTA活動ができている」という回答は33.1%にとどまった。
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