NEXERは、同社の運営する日本トレンドリサーチがインターナショナルアドミッションズセンターと共同で実施した、新型コロナ禍と留学に関するアンケート調査の結果を9月27日に発表した。同調査は、全国の学生350名に対して、9月9日~13日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナ禍を理由に留学を断念したことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が14.6%を占めた。
新型コロナ禍を理由に留学を断念したことが「ある」と答えた人に、留学を断念した際の具体的な状況を尋ねた質問では、「渡航制限で多少考えていた留学を諦めた」「計画していたがコロナになり治安が悪化したため」「緊急事態宣言や相手国の渡航制限によってプログラムが中止になった」「留学するモチベーションが無くなった」といった回答が寄せられている。
新型コロナ禍で断念した留学に、その後行くことができたかを尋ねたところ、「行くことができた」という回答が11.8%、「今後行く予定」が47.1%となった。
どのような形で留学をしたか(もしくは予定しているか、予定していたか)を尋ねた質問では、「語学留学」(52.9%)がもっとも多い。
新型コロナ禍を理由に、留学を断念したことが「ない」と答えた人に、新型コロナウイルス感染症の終息後に留学を考えているかを尋ねたところ、「留学を考えている」とする回答が15.1%に達した。
新型コロナウイルス感染症が終息した後の留学として、どのような形式を考えているかを尋ねた質問では、こちらも「語学留学」(46.7%)が最多となっている。
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