イギリスの国営放送局BBCが子どもの教育のために開発した小さなコンピューター、micro:bitを知っていますか? Webブラウザ上のJavaScriptブロックエディターで簡単にプログラミングができ、各種センサーやBLE通信も搭載した、子どもだけでなく大人も楽しいガジェットです。翔泳社では親子向けの楽しい玩具や、暮らしに役立つ便利グッズの作り方を紹介した『micro:bitプログラミング』を発売しました。
『micro:bitプログラミング 手づくり工作をうごかそう!』は、micro:bitでプログラミングを始めてみたい方、手づくり工作をやってみたい方のための1冊。大人でも子どもでも、あるいは親子一緒でも、micro:bitとプログラミングの基本を遊びながら理解できます。プログラミング自体が初めての方でも大丈夫です。
必要なものはPCとマイクロUSBケーブル、電池ボックス、micro:bit本体。そして作りたいものに合わせてスピーカーやダンボールのような素材を用意してください。micro:bitでプログラミングするには、Webブラウザで動くJavaScriptブロックエディターを使います(PythonやJavaScriptでもプログラミングは可能です)。
本書ではmicro:bitの地磁気センサーを使って自室のドアが開いたら音が鳴るアラームや、明るさセンサーを使った冷蔵庫の扉が開いている時に音が鳴る装置、明るさに応じて音が変化する不思議な楽器といった面白グッズの作り方を紹介しています。
著者はハンドメイドと「かわいい電子工作」づくりが好きなギークお母さん・石井モルナさん。Scratchとmicro:bitをつなげて遊ぶ方法は、阿部和広さんによるものです。
昨今プログラミング教育に注目が集まっていますが、大人も子どもも一番大事なことはプログラミングを楽しむこと。micro:bitを使えば自分のコードがものを動かすという最高の経験を気軽に味わえます。ぜひ挑戦してみてください!
目次
0 準備をしよう
・micro:bitってなんだ?
・本書で必要なもの
・LEDを光らせてみよう!
・注意しておきたいこと
・本書の使い方
1 ゲームであそぼう
1-1 コロコロサイコロ
1-2 ○×ゲーム盛り上げ棒
1-3 角度あてゲーム
1-4 玉転がし
1-5 スロットマシン
2 アートを楽しもう
2-1 どうぶつビット
2-2 クリップビット
2-3 バースデーキャンドル
2-4 シーソーギター
2-5 魔法のサウンドステッキ
3 便利ツールをつくろう
3-1 ぼうけんウォッチ
3-2 ハミガキタイマー
3-3 冷蔵庫の見張り番エコビット
3-4 侵入者アラーム
3-5 ツウデンテスター
4 Scratchと連携させよう
4-1 リンゴキャッチゲーム
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- この記事の著者
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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