ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生を中心とするサイト訪問者を対象に実施した、「睡眠」に関するアンケート調査の結果を9月7日に発表した。同調査は、7月25日~8月15日の期間に行われ、2387名から有効回答を得ている。
調査対象者に、平日の就寝時間を尋ねたところ、「夜10時頃」(30%)がもっとも多く、71%が「夜10時以降」に寝ているという結果となった。小学生よりも中学生の方が、寝る時間が遅くなる傾向がみられる。
休日の就寝時間を尋ねた質問では、「夜11時頃」が最多となっている。
平日の睡眠時間は、小学生では「7時間」「8時間」「9時間」が72%を占める一方、中学生では「6時間」「7時間」「8時間」が上位を占めた。
睡眠時間が足りているかを尋ねたところ、「足りていない」という回答が54%に達し、中学生では6割超となっている。
睡眠時間が足りていない理由としては(複数回答)、「家での勉強に時間がかかる」「YouTubeなどの動画を見ている」「塾で帰りが遅い」が上位を占めた。「その他」としては、「早めに布団に入ってもなかなか寝つけない」「寝ようと思ってもすぐには寝られない」といった回答が寄せられている。
睡眠時間が「足りていない」理由として、「家での勉強に時間がかかる」を挙げた人に、どの勉強にもっとも時間がかかっているかを尋ねた質問では、小学生では「塾の宿題」、中学生では「学校の宿題」がもっとも多かった。
布団やベッドに入ってから、すぐ眠れるかを尋ねたところ、「いつもなかなか眠れない」と「たまになかなか眠れない」を合わせた割合が、8割超に達している。
布団やベッドに入ってから眠るまでの間に、何をしているかを尋ねた質問では、「考えごと」(60%)が最多となり、「何もしない」(33%)、「読書」(22%)がそれに続いた。
理想の睡眠時間を尋ねたところ、小学生では「9時間」と「10時間」が同率でもっとも多く、以下「8時間」が続いている。中学生では「8時間」「9時間」「10時間」が上位を占めており、多くの人が「8~10時間」の睡眠を理想としていることが明らかになった。
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