Metaは、次世代XRクリエイター向け教育プログラム「Immersive Learning Academy」を日本でローンチすることを、9月9日に発表した。角川ドワンゴ学園N高等学校とS高等学校(以下、N/S高)は、Metaとの連携のもと、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の次世代クリエイター育成のための学習プログラムを展開していく。
本プログラムでは、生徒に向けてAR・VRの最先端のスキルや創造性、協働性を身につけるための機会を提供し、次世代のAR・VRクリエイターの育成を目指す。両者は今後1年間でN/S高生を含む1200名以上の学生を対象に、オンラインワークショップやプロジェクト型学習などのイベントを実施する。
具体的には、クリエイターや専門家を招いて、AR・VRを活用した創造性開発や課題解決学習、将来のキャリアを考えるオンラインイベントを行うほか、Metaが開発したARエフェクト機能「Spark AR」のオンラインカリキュラムを活用したAR・VRコンテンツ制作ワークショップやプロジェクト型学習も予定している。
N/S高では2021年4月からVR技術を活用したメタバース空間内での学習を開始し、2022年5月時点では6275名の生徒が「Meta Quest2」を手に取り、学んでいる。9日の発表会では、本プログラムの提供開始に先駆けてN/S高にて実施されたパイロットワークショップ「メタバースの学校プロジェクト~SF作家・バーチャル建築家と未来の学校をつくる~」に参加した、生徒の代表者3名による作品発表会も実施された。
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