学研ホールディングスは、城南進学研究社と業務提携契約を締結したことを、8月26日に発表した。
両社の業務提携は、少子化による学齢人口の伸び悩みを背景とする顧客獲得のための価格競争の激化や、2020年度から始まった教育改革や入試改革、新型コロナ禍を契機とするオンライン授業やGIGAスクール構想の実現といった、教育現場の急速な変化を受けたもの。大きな役割の変革が求められる学習塾業界において、学研グループが全国に展開する教室・塾事業や多様な教育コンテンツと、城南進学研究社の各種教育サービスや教育コンテンツとのコラボレーションによって、新たなサービスや商品を開発し、新たなマーケットをつくり出し、塾業界内における優位性を確保できるとの考えから合意に至っている。
今回の業務提携によって、教室・学習塾の連携や英語学習コンテンツ・サービスの共同開発、学習アセスメントの共同開発・普及、幼児を対象とした教育サービスの連携、社会人を対象とした新教育サービスの開発・普及に、両社で取り組む。今後は、両社で業務提携委員会を設置し、具体的な検討を行っていく。
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