学修デザイナー協会は、探究教育についての実践報告や講演を行う「第4回学修デザイン研究会全国大会」を、8月7日にオンラインで開催する。
文部科学省は、平成30年に学習指導要領を改訂し、未来型人材の育成を目指した探究学習への転換を発表した。本年から高校で探究教育が開始されているが、現場では「実践例が少ない」「表面的な調査で終わってしまった」「教員の負担が大きい」など、とまどいの声が上がっている。
学修デザイナー協会は、この動きにいち早く注目し、会員の多くが学校の現場で探究教育に積極的に取り組んでいる。
第4回となる全国大会では、「誰もが夢中になれる、学びの創造」をテーマとして探究教育の実践報告や探究教育に関わる2つの講演を行い、教員、企業研修担当者、社会人講師などの教育技術の向上を図ることを目指す。
大会の内容は以下の通り。
- 講演「探究学習への理解普及のために ~ SDGsと企業視点」神田昌典氏(経営コンサルタント/著述家)
- 特別講演「ミライの学校の創り方~生徒・保護者・教職員が一緒に創る学校とは?~」日野田直彦氏(武蔵野大学中学校・高等学校/武蔵野大学附属千代田高等学院 中高学園長(統括校長)/千代田国際中学校 校長)
- 探究授業事例「世界をつなぐ1000人読書会」
- ICT活用についてのシンポジウム
開催日時は8月7日の10時~17時で、参加には事前の申し込みが必要。大会は、Zoomを使用して行われる。
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