教育ネットとミラボは、両社が共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した、「第1回全国統一タイピングスキル調査」の実施にあたり、小中学生を対象に実施した、タイピングに関するアンケート調査の結果を、7月19日に発表した。同調査は、3月1日~6月10日の期間に行われ、7106名から回答を得ている。
調査対象者に、タイピングは楽しいかを尋ねたところ、83.9%が「楽しい」または「少し楽しい」と回答した。小学校低学年では61.3%、高学年では63.4%が「楽しい」と回答しているのに対し、中学生では「楽しい」という回答が35.3%に減少し、「楽しくない」という回答が小学生よりも多くなっている。
さらに、タイピングが得意かを尋ねたところ、小学校低学年と小学校高学年では、「得意」または「少し得意」を合わせた回答が共に6割以上となったのに対して、中学生では36.8%と大幅に減少している。中学生では「少し苦手」「苦手」を合わせた回答が63.2%に達し、多くの生徒がタイピングに苦手意識を持っていることがわかった。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア