Classiは、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、EDUCOMが展開する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th(以下、C4th)」とのデータ連携機能を8月よりリリースすることを、7月6日に発表した。
これまで、児童生徒の成績や健康状況などの機密情報が含まれる校務支援システムは、学校の内部ネットワークの中に閉じられた状態で運用されており、安全管理の観点からインターネット接続が必要なWebサービスとは切り離されている場合がほとんどであった。
そのため教員はこれまで、欠席情報を「tetoru」の画面上で確認し、自身で校務支援システム「C4th」に入力する必要があった。
今回の連携において、両社は「tetoru」と「C4th」双方の知見を活かし、自治体ごとに専用の中間サーバーを構築することで、内部ネットワークとインターネットを安全に接続する。これにより、教員は「tetoru」内で通知される保護者からの欠席連絡を校務支援システムに転記する必要がなくなり、欠席情報を「C4th」の画面上で確認し、手軽に「C4th」にある出欠管理機能とデータ連携することが可能となる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア