COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が大阪府東大阪市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2022年4月より76校、約3万1000人の児童生徒が利用開始したことを、7月1日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、全国の小中学校1800校で、約50万人が利用している。
東大阪市ではICTを活用した教育の推進に関する基本方針として、3つの目標「個別最適な学び」「つながり互いに高めあう学び」「創造し、表現する学び」を掲げており、「個別最適な学び」の充実に向けた取り組みとして、市内全小中学校76校(小学1年生~中学3年生)の約3万1000人での導入を決定した。
Qubenaの活用を通して知識技能習得の効率を高めることで、「協働的な学び」や「創造し表現する学び」の時間を十分にとるなどの授業改善を目指す。また、学力向上や教員の働き方改革、教材購入費の削減による保護者負担の軽減の効果についても期待が寄せられている。
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- 修正履歴
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- 2022/07/05 18:51 公開時「全市立小中学校」と記載すべきところを、一部「全区立小学校」と記載しておりました。お詫びして訂正いたします。
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