青翔開智中学校・高等学校は、Institution for a Global Society(IGS)が手がける評価ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」を有償導入したことを6月23日に発表した。鳥取県では初の事例となる。
「Ai GROW」は、従来のペーパーテストでは評価が難しい資質・能力(思考力、判断力、表現力など)や教育効果などを、AIを活用した公正な相互評価などを通して可視化する教育機関向け評価ツールで、国内外250校以上に導入されている。
同校は、一般的に評価が難しい「非認知能力」にあたる「共成する力」「飛躍力」などを伸ばす中高一貫の「探究プログラム」を強みとしているが、「非認知能力」は、これまで生徒の自己評価のみであった。この度、より客観的に評価するため、生徒同士で評価し、バイアスをAIで補正する「Ai GROW」の導入に至った。
「Ai GROW」のレポートは、生徒の個性・強みをより幅広く公正に可視化できるため、総合型選抜入試などの場面で、自身の強みを客観的に捉えてアピールすることが可能となる。6月24日には生徒約137名(高1:53名、高2:40名、高3:44名)が「Ai GROW」を受検した。
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