マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(5月)」の結果を6月7日に発表した。同調査は、5月25日~31日の期間に行われ、4719名(文系男子:907名、文系女子:2107名、理系男子:828名、理系女子:877名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2023年卒学生の5月末時点での内々定率は前年比5.6ポイント増の65.5%、平均内々定保有社数は前年比0.1社増の2.1社だった。
調査対象者に、5月に週何日程度大学に通ったかを尋ねたところ、前年調査で最多だった「今月は大学に登校していない」は前年比21.7ポイント減の8.8%と、大きく減少している。
5月に就職について相談した相手を尋ねた質問(複数回答)では、「友人(大学内)」「大学の教授」「就職関連の大学教員・キャリアセンター」が前年を上回った。
現在、就職活動でもっとも注力して行っていることとしては、「面接」(61.8%)がもっとも多い。
面接を受ける中で、企業に対してよい印象を抱いたことはあるかを、自由に答えてもらった質問では、「笑顔で話しかけてくださり、緊張もほぐれました」「相槌を打ってくださったり、質問の内容を分かりやすく説明してくださった」など笑顔や相槌によって安心したという回答や、面接後のフィードバックや学生から面接官への「逆質問」での対応に関する回答など、企業とのコミュニケーションに好印象を抱いたという回答が寄せられている。
面接を受ける中で、企業に対して悪い印象を抱いたことはあるかを、自由に答えてもらったところ、「まったく笑顔がなかった、姿勢や態度が悪かった」「話を終える前に打ち切られてしまったことがある」「(オンライン面接で企業側の)カメラがオフだった」といった回答が寄せられた。
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