同志社中学校は、3つの無線機を搭載して合計3波の同時使用を実現するフルノシステムズの3RF(スリーアールエフ)対応無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ) 1210」を導入した。
同校では、2012年よりiPadの試験導入と段階的な整備に取り組んでおり、ICTツールを用いた”探究型の授業”をデザインするための手段として「STEAM」という考え方のプロセスを学習に取り入れている。生徒1人1台がiPadやMacBookを所持して学習する環境を整えていたが、2020年夏に校内無線LANのリニューアルを実施し、円滑なICT授業の運用を支えるネットワーク基盤を強化した。このリニューアルに伴い、フルノシステムズの無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」を導入し、校内の全教室に設置した。
「ACERA 1210」は、3つの無線機を搭載して合計3波の同時使用を実現する3RF対応のハイエンドモデル機種。混雑した周波数帯を回避して自動で接続を切り替える無線バンドステアリング機能(接続分散機能)に3波間で対応しており、端末を多台数接続する環境下でも快適な通信ができる。3RFとは、3つの周波数(RF:Radio Frequency)、つまり3種類のWi-Fiを同時に利用できる仕様のこと。同校の各教室に設置した「ACERA 1210」は、無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)」で一括管理。生徒が1人1台所持する学習用端末を一斉に使用して通信する環境においても、安定した接続が可能な「ACERA 1210」により円滑に授業を進行できる。
フルノシステムズは、無線LANシステム分野に特化した企業。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供している。
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