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高知の県立高校21校が「すらら」を導入、県独自の「学習eポータル」との連携で個別最適な学びを実現

 すららネットが提供する教材「すらら」が、高知県の県立高校21校に導入されることが決定した。これにより5月より約4000名の生徒が学習を開始する。

 「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を一人ひとりの理解度に合わせて進められるアダプティブな(適応力のある) eラーニング教材。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。

 同県では、2019年に窪川高校に初めて「すらら」が導入された。2020年度には経産省のEdTech導入補助金を利用し、新たに3校が利用を開始。演習問題の代替や復習、学び直しでの活用実績が評価され、翌年も県予算で3校において利用の継続がなされた。今年度は、県の新たな事業で「すらら」が採択され、対象の県立高校への導入に至った。

 また、全国自治体初の取り組みとして同県では、学習eポータル標準モデルに準拠した独自の学習支援プラットフォーム「学習eポータル」の開発を開始している。この取り組みでは、文部科学省が開発するCBTシステム「MEXCBT(メクビット)」や、その他のさまざまなデジタル教材に連携させる。「すらら」と「学習eポータル」との連携により学習の際に生じたスタディログを蓄積・分析することで、生徒や教員に適切なフィードバックを行い、個別最適な学びの実現を目指す。

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https://edtechzine.jp/article/detail/7600 2022/06/01 06:00

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