京都ノートルダム女子大学は、京都府と協力し、「仕事と育児の両立体験・ライフデザイン探求ゼミ」を開講する。
共働き世帯が1247万世帯と専業主婦世帯の倍以上となり、仕事と子育ての両立が当たり前の社会になった今、結婚、出産というライフイベントを迎えることに漠然とした不安を抱える大学生は少なくない。
本講座は、学生が社会に実在する課題や問題に対する解決提案を行い、そのプロセスや体験からの学びを「ゼミ」と捉えた、就業力向上をはかる京都ノートルダム女子大学オリジナルのキャリア教育科目「キャリア形成ゼミ」の一つとして実施される。
京都府では、平成29年から仕事と育児の両立に不安を感じている大学生らが「京都で働きながら子どもを生み育てる」ことを体験的に学ぶ「仕事と育児の両立体験プログラム」を、府内大学などと連携して実施している。京都ノートルダム女子大学は、女子学生のキャリア意識を高めるため、1年次より多彩なライフキャリア科目を開講。2、3年次には、学生の就業力向上を目的としたPBL(問題解決型)授業「キャリア形成ゼミ」を2011年からスタートしている。京都府と京都ノートルダム女子大学の目的が合致することから、本講座が開講されることとなった。
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