Adecco Group Japanは、全国の小中学生1800名(各学年男女100人ずつ)を対象に実施した、「将来就きたい仕事」に関する調査の結果を3月15日に発表した。同調査は、2014年に開始され、8回目となる今回は2021年12月14日~20日の期間に行われている。
調査対象者に、大人になったらどのような仕事をしたいかを尋ねたところ、男子の1位は「YouTuber」(6.1%)、女子の1位は「パティシエ(お菓子職人)」(13.4%)だった。小中学生男子が選ぶ「将来就きたい仕事」のトップ10に、「YouTuber」(1位)、「エンジニア・プログラマー」(4位)、「ゲームクリエイター」(7位)と、デジタルテクノロジーと親和性の高い3つの仕事が2年連続で同時にトップ10入りしており、男子小中学生の間ではデジタル関連の仕事がすでに一般的なものになっていることがうかがえる。また、小中学生女子の4位に「先生」が、女子中学生では1位にはじめて「医者」が選ばれた。
もっとも好きな教科を尋ねた質問では、1位が「算数・数学」(20.6%)、2位が「体育・保健体育」(15.2%)、3位が「図画工作・美術」(13.2%)となっている。「算数・数学」は嫌いな教科として挙げた子どもも多く、嫌いな教科でも1位(24.1%)だった。嫌いな教科の2位は「国語」(15.1%)、3位は「体育・保健体育」(7.3%)となっている。
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