全国新聞社事業協議会は、全国の小学生を対象にプログラミング作品を募集するプログラミングコンテスト「全国選抜小学生プログラミング大会」の全国大会を3月6日に開催し、各賞の受賞者を決定した。
今年度の「全国選抜小学生プログラミング大会」は「みんなのみらい」をテーマに、自身のみらい、大切な人のみらい、地域のみらい、みんなの明るいみらいのために役立つようなアイデアがつまった未来志向の作品を募集し、全国から927点の作品が寄せられている。
全国大会には、都道府県大会で最優秀に選ばれた37組がファイナリストとして出場し、鹿児島県代表の小田原叶和さん(鹿児島大附属小5年)がグランプリを獲得した。
小田原さんが開発したアプリは、鹿児島県の伝統工芸品である大島紬の魅力を伝えるもので、デジタルの織機による織物体験や着物と帯をコーディネートする着せかえなどの機能を備えており、全国大会では大好きな大島紬の素晴らしさを伝えたいという思いのこもったプレゼンテーションが披露されている。
準グランプリには新型コロナウイルスの感染リスクをシミュレーションするアプリを制作した東京都代表の濵田康平さん(多摩川小6年)が選ばれた。また、あいおいニッセイ同和損保賞、NEC賞、ヤフー賞、審査員特別賞、全国新聞社事業協議会賞、みんなのみらい賞の各賞が選出されている。
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