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GIGAスクール構想から考える生徒指導

GIGAスクール構想本格始動後、初めての年度末――子どもへどう指導する?

GIGAスクール構想から考える生徒指導 第6回

 GIGAスクール構想がスタートしたことで、教育はどのように変わっていくのでしょうか。筆者は教育委員会事務局の指導主事として、GIGAスクール構想におけるICT教育の推進や授業改革を担当しています。本連載では、読者の皆さまと一緒に「GIGAスクール構想×生徒指導」について考えていければと思います。第6回では「年度末の指導」について取り上げます。

年度末になると慌てて……

 「これはいらないかな。あ、こっちは4月からも使うかも」

 私の毎年の恒例行事です。年度末になると自分の仕事机を掃除し、1年間の会議の資料や授業のプリントなど、いるもの・いらないものを見極めて整理を行います。時には思い切って「断捨離」をしたいのですが、なかなか捨てられないのが自分の弱点でもあります……。

 断捨離は、今回のテーマとも関係があります。次のような質問をいただきました。

 本格的に端末を活用して、初めての年度末を迎えます。担任として、子どもたちにどのような指導をしていけばいいでしょうか。私自身、パソコンが苦手なので困っています。

 今回は端末に関連した年度末の指導について、一緒に考えていきましょう。

担任としてできることは?

 文部科学省の「GIGA スクール構想 年度更新タスクリスト」では、重要な作業が以下の4つのタスクに分かれて記載されています。

  • 複数のアカウントが存在することを見落とさずに、年度更新作業においてアカウント相互の順番が決まっているものがあることにも留意し、全体のスケジュールと作業手順を明確にしておくことが重要です。(アカウント(ID)の更新
  • 各学校に必要な端末は新年度の見込みの児童生徒数で整理し、年度更新作業については、年度末までにほぼ完了させておき、新年度は転入・転出に応じて微調整での対応で済ませるような状態にしておくことが重要です。(端末の更新
  • 進級、転出入、進学、卒業時等において、学習成果物等をどのように扱うかについても方針を整理しておくことが重要です。(データの取扱い
  • 学校設置者が中心となって体制・分担を明確化し、年度更新作業を進めるとともに、校長や学級担任等においても、年度更新の考え方や新年度の準備状況等の全体像について理解することが重要です。(組織体制の整備

 また、これら4つのタスクについて、教育委員会と学校の役割分担を明確にしておくことの重要性も示されています。この中には、学級担任や教科担任として、直接は関わらない部分もあります。例えば、アカウントや端末の更新については、教育委員会あるいは学校全体で取り組むことになるでしょう。担任として子どもたちに直接指導することは「データの取扱い」などが中心です。

 では、子どもが端末やクラウドに保存したデータをどのように扱っていくか、具体的な指導方法を考えてみます。私は、次の3つのステップに分けて指導することを提案します。

  • (1)確認する
  • (2)削除する
  • (3)整理する

次のページ
「確認」「削除」「整理」に関する指導

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この記事の著者

吉岡 拓也(ヨシオカ タクヤ)

 神戸市教育委員会事務局教科指導課指導主事。神戸市立高等学校での勤務を経て、現職。  モットーは「委ねる、つなげる、挑戦する」。子どもから、先生から、学ぶことを楽しむ。  神戸市立の学校園に足を運び、GIGAスクール構想における授業・学校改革を支援している。  主な著書に『GIGAスクール構想...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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