就活中の23年卒学生の6割超が選考に参加したい企業を決定済、きっかけはインターンシップ【学情調査】

　学情は、2023年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就活準備の進捗状況」に関する調査の結果を2月15日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して1月19日～27日の期間に行われ、471名から有効回答を得ている。

　調査対象者に、選考に参加したい企業、プレエントリーしたい企業は決まっているかを尋ねたところ、6割超が「決まっている」と回答しており、選考参加やプレエントリーしたい企業の数は、「3～5社」（21.6％）がもっとも多く、「6～9社」「10社以上」も25.4％を占めた。学生からは、「インターンシップに参加した企業は、企業の雰囲気や仕事内容をしっかりと理解することができた。選考に参加したいと思う」「複数のインターンシップに参加するなかで、入社したい企業を見つけることができた」「インターンシップ参加企業の中から、選考に参加する企業を選びたい」「インターンシップを通して、興味のある業界を絞ることができた」といった意見が寄せられている。

　これまでに選考に参加したことがあるかを尋ねた質問では、「参加したことがある」という回答が37.0％を占めた。