ストリートスマートは、ICT教育を支援するサービス「master study(マスタースタディ―)」の提供を、2月7日より開始した。
同社は「Google Workspace」の導入支援を行っており、全国の教育機関に向けた導入トレーニングや、ICT支援員として直接現地に行き利活用を促進するための活動、書籍の発行などを実施してきた。
この度提供が開始された「master study」は「どのように始めたらよいのか分からない」「ICTを活用した授業をしたくても準備時間がとれない」「ICTの知識が少なくて不安」といった現場の教員の声を受けて生まれた、授業準備の工数を減らせるコンテンツ集。
「Google Workspace for Education」活用した科目・単元別の授業テンプレートや、児童生徒へ向けた「Google for Education」の解説動画教材などが用意されている。「ICTの知識がない」「準備時間がとれない」という人でも簡単に使用可能で、実際の授業へすぐに取り入れることができる。
これまでは無償トライアル版を提供してきたが、2月7日より正式サービスとして提供を開始する。2022年春ごろからは有償版の提供が開始され、利用可能なコンテンツも増える予定。なお、2022年春ごろまでは今後有償となるコンテンツも無償で利用できる。
有償版の利用料金は、教員が2970円、企業やフリーランス、個人の場合は6600円。
掲載コンテンツ例
授業テンプレート
必要なものをコピーして、授業でそのまま活用できるテンプレート集。現在は小学1年生から中学3年生までの各授業のテンプレートが用意されており、今後は高校用の授業のテンプレートも随時追加される予定。
「Google for Education」解説動画教材
「Chromebook」の使い方やデジタルツールを使う上での注意点などを、教員の代わりに児童生徒へ伝える動画集。「Chromebook」の起動からログイン方法、デジタルツールを使用する上での注意点などを解説する。
ICT授業のはじめかた
ICT授業を始める前に、何をどう使っていいのか不安を持つ教員に向けた手順書。「Chromebook」の基本的な操作からクラスの作成など、さまざまな手順書が用意されている。
『できる Google for Education』解説動画
『できる Google for Education クラウド学習ツール実践ガイド』の書籍をもとに、活用方法を解説動画にまとめている。各アプリや「Chromebook」の使い方などを解説動画で学ぶことができる。
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