米Microsoftは、ロンドンで1月24日~27日(現地時間)に開催される教育関連イベント「Bett 2018」に先立ち、同社の教育分野における新たな施策を、1月22日(現地時間)に発表した。
今回の発表では、189米ドルで購入可能な教育分野向けのWindows 10搭載ノートパソコンの発売や、教育版「Minecraft」と「Office 365 Education」のアップデート、「教育版レゴ」との連携による新たなSTEM教育プランの提供などがアナウンスされている。
教育版「Minecraft」では、化学分野の学習に活用できる「Chemistry Update」の提供が、2月上旬に開始される。
「Office 365 Education」には、新機能としてWord、PowerPoint、Outlook、OneNoteでの音声入力やテキスト読み上げ、没入型リーダー、オンデマンド翻訳、OneNoteへの教員向け機能などさまざまな機能の追加を予定している。
また、「教育版レゴ」との連携によるピタゴラスの定理を利用した地形の測定や、水質の測定、人間の手を模したロボットの作成といった、STEM教育のレッスンを提供する。
そのほか、VRヘッドセット「HoloLens」を活用した複合現実によるSTEM教育や、教育分野でのさまざまなパートナーシップ締結が発表された。なお、今回発表された内容は海外におけるものであり、日本国内での提供は未定となっている。
【関連リンク】
・日本マイクロソフト
・「Bett Show 2018」(英語)
・「What’s New in EDU: 10 newly announced Microsoft Education experiences you don’t want to miss」(英語)
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