EdTechZineを運営する翔泳社から新刊『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック』が、2月15日(火)に発売しました。GIGAスクール構想の取り組みとなる1人1台の端末環境を小中学校に導入するにはどうすればいいのか、エピソードと理論から紹介・解説されています。
『GIGAスクール構想[取り組み事例]ガイドブック 小・中学校ふだん使いのエピソードに見る1人1台端末環境のつくり方』では、GIGAスクール構想を実現するために学校や教員がどう取り組んだのかの実践例を解説しています。
【エピソード編】では、現場で導入と活用に取り組む先生方による全95の事例をもとに、課題やその解決策を紹介。何をどうすればいいのか戸惑っている方が、まず何をすればいいのかが掴める内容になっています。
【理論編】では、本書の編著・監修者である中川一史さん・村井万寿夫さん・小林祐紀さんによる提言を掲載。1人1台の端末環境をどのように導入すればいいのか、また教育や学びがどう変化し、教員や学校はどんな意識改革を迫られるのかについて解説しています。
子どもたちが早くからコンピューターやプログラミングに触れる機会が増えましたが、その最初の一歩となる可能性が高いのが学校です。楽しく学べる環境作りが求められている今、ぜひ本書を参考にしていただければ幸いです。
目次
●はじめに~本当に端末との関わりに慣れてきたのだろうか~(中川一史/放送大学)
●第1部 エピソード編(10カテゴリ・全95事例)
01 導入直後
02 活用ルール策定
03 授業での使い始め事例
04 学校内の授業以外での活用
05 持ち帰り
06 教員研修
07 情報教育推進教師/ICT支援員の奮闘
08 管理職の役割・関わり
09 校務のデジタル化
10 地域連携
●1人1台端末環境による学びの俯瞰(村井万寿夫/北陸学院大学)
●第2部 理論編
1人1台端末環境と子どもの学び(中川一史/放送大学)
1人1台端末環境と教師の振る舞い(村井万寿夫/北陸学院大学)
1人1台端末環境の活用に関する留意点(小林祐紀/茨城大学)
●おわりに(小林祐紀/茨城大学)
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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