CA Tech Kids(シーエーテックキッズ)は、全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2021」の決勝プレゼンテーションを12月5日に実施し、各賞の受賞者を決定した。
「Tech Kids Grand Prix 2021」には、前年度の1.4倍となる3122件の応募が寄せられ、1次~4次にわたる審査を経て、10名の小学生が決勝プレゼンテーションに進出している。
第1位である「Tech Kids Grand Prix」には、大分県の小学4年生である後藤優奈さんによる、点字と指文字を「まなぶ」「ためす」「つかう」「しらべる」ことができるアプリ「楽しく学ぼう!!コミュニケーションアプリ」が選ばれた。同アプリは、機械学習を活用してタブレット端末のカメラに指文字を写すとただちに文字へと翻訳してくれるほか、文字を入力すると自動で点字に変換表示する機能も備えている。
第2位には、静岡県の小学6年生である長谷部環さんによる、Scratchの限界を超えるなめらかなグラフィックを表現したシューティングゲーム「MATRIX 5×5」が選ばれた。
第3位には、東京都の小学3年生である加藤諄之さんによる、地球温暖化をゲームにした「君が10年後の世界を作る ~地球温暖化のない街づくり~」が選ばれている。
そのほか、Cygames賞には長谷部環さんの「MATRIX 5×5」、Facebook Japan賞には大分県の小学4年生である中島莉衣奈さんによる「ぼうさいサーチ」、東急賞には加藤諄之さんによる「君が10年後の世界を作る ~地球温暖化のない街づくり~」、LINE賞には東京都の小学4年生である小林都央さんによる「孫の恩返し」、Cyberagent賞には兵庫県の小学6年生である髙橋俊佑さんによる「For The Earth」が選ばれた。
なお、同決勝大会との連動企画として、Scratchを用いたゲーム開発に挑戦する「Cygames presents オンラインプログラミングワークショップ」が、12月11日・12日に開催される。対象は小学3年生~6年生で、初心者向け、中級者向けのコースを用意している。参加費は無料(先着順)。
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