JTBとJTBパブリッシングは共同で、プロのガイドブック編集者から編集の極意を学ぶプログラム「るるぶ流・編集塾」を開発した。12月1日より全国の小学校、中学校、高等学校等からの予約を受け付けており、2022年3月1日よりプログラムの提供を開始する。
「るるぶ流・編集塾」は、JTBパブリッシングで旅行情報誌『るるぶ情報版』などの編集を担当する社員などが講師役となって小学校・中学校・高等学校等を訪れ、児童生徒にガイドブックを制作するための企画や取材、原稿作成、レイアウト等のポイントをわかりやすく指導する講師派遣型ワークショッププログラム。同社が『るるぶ』制作で培った独自の取材ノウハウや編集ノウハウを活かし、子どもたちが探究の基礎スキルを楽しみながら身につけ、その後の活動に応用することができる内容となっている。
『るるぶ』編集担当者が直接指導するため、実際のガイドブックができるまでの流れを学べるだけでなく、社会で働く大人との交流機会も生まれる。また、すぐに使えるインタビューや編集のコツを学ぶことができ、地域探究活動のサポートとなる。さらに、インタビューや編集に役立つシート(データ)も付属する。
プログラムの所要時間はワークショップ1コマあたり50分(45分にもアレンジ可能)で、総合的な学習の時間にも組み込むことができる。なお、オンラインでの実施にも対応している。対応人数としては講師1名につき1クラス40名までを推奨しており、複数の講師派遣も可能。
ラインナップは「ワークショップ1. 編集基礎&企画編」と「ワークショップ2. 取材&原稿作成編」(これ以外のワークショップは要相談)。販売価格は、ワークショップ1コマ・講師1名あたり11万円で、地域により講師の交通費・宿泊代が別途必要となる。有料オプションとして、児童生徒が制作した原稿を、JTBパブリッシングが『るるぶ』のロゴがついたガイドブックに編集して納品する「冊子制作プラン」が用意されている。
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