デジタルハリウッドは、同社が運営するデジタルハリウッド大学と、キッズプレート、Pocket RDとの3社協同によって開発した学発プロダクト「beCAMing(ビカミング)」の提供を、11月29日に開始した。
「beCAMing」は、オンライン授業のためのアバターを簡単に生成および装着できるアプリケーション。「Zoom」とともに起動して授業への参加が可能で、授業運営を支援するスタンプ機能、背景画像やフタ絵のワンクリック切り替え機能を備えるほか、実写風のオリジナルアバターをスマートフォンアプリやスキャナで生成する機能も搭載している。
アバターの生成・装着は、キッズプレートの「NICE CAMERA」、Pocket RDの「AVATARIUM」との連携によって実現しており、「NICE CAMERA」はVroidStudioなどで作成した3Dモデルデータをアップロードして、ZoomやGoogle Meet、Microsoft TeamsといったWeb会議システムにソフトを起動するだけで参加できる。また、「AVATARIUM」は全身を撮影したデータから、完全自動でオリジナルアバターの作成が可能で、従来は専門知識が必要だったオリジナルアバターの作成を、ワンストップで簡単に行える。
「beCAMing」は、デジタルハリウッドが展開する学校・教育機関向けサービス「デジタルハリウッドアカデミー」を通じて提供され、現在は導入支援として入門者向け3Dモデルアバターとスタンプのセットをプレゼントしている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア