サカワは、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」シリーズの最新版となる、「Kocri for Cloud」の販売を11月15日に開始した。
「Kocri for Cloud」は、教員端末の画面を黒板に投影するなど、黒板(またはホワイトボード)との親和性を重視した設計となっている。白黒反転、虫食い問題、ガイド線表示、タイマーといった、従来の「Kocri」シリーズならではの“デジタルの便利さをちょっとだけ付け足す機能”は、UIデザインを一新した。
画像だけでなく動画やPDFの表示も可能で、デジタルインクによるペン機能を搭載し、生徒の端末との連携によるスライドの共有などにも対応する。
また、小テストや予想問題、アンケートなどに便利な問題フォーマットとして、選択式問題(テキスト/画像)、テキスト自由入力問題、お絵かき問題の3種類を用意しており、生徒は手元のタブレット端末から回答を行う。集まった回答は、教員端末で一覧でき、黒板への投影も可能となっている。
対応機種は、Google Chromeが動作するタブレット端末で、スマートフォンには未対応。アカウント形態は、教員1名、生徒1名につき1アカウント。そのほか、学校・塾などの教育機関向けに約2カ月間利用できる、体験版の提供も行っている。
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