ジェイックは、2022年卒学生を対象に実施した「就職活動の状況に関する22卒学生アンケート」の結果を、11月24日に発表した。同調査は、ジェイックが運営する新卒向け就職支援サービス「新卒カレッジ」への登録者に対して11月4日~6日の期間に行われ、213名から回答を得ている。
調査対象者に、2021年9月を境とした民間企業の就職活動の状況を尋ねたところ、「9月以降に民間企業への就職活動を開始・再開した」学生は54.3%で、「9月以前から民間企業への就職活動を継続している」学生(45.7%)を上回った。
9月以降に民間企業への就職活動を開始・再開した学生に、それ以前は何をしていたかを尋ねた質問(複数回答)では、「学業に時間を使っていた」(55.4%)がもっとも多く、公務員や教員、大学院進学を目指していた学生の一定数も、秋から民間企業への就職活動に切り替えていることがうかがえる。
9月以降に民間企業への就職活動を開始・再開した理由としては、「もう時期がやばいと思ったので」「学業に余裕がでてきたため」「学業の忙しさから開放されたため」「教員から切り替えたため」といった回答が寄せられている。
また、現在の就職活動に関して、苦戦している点や不安を感じている点としては、「面接時の表情が硬い」「面接に対して準備があまりできないでいる」「年内には内定を決めたいが、1から選考をするのは時間がかかり過ぎて非効率的である」「熱意を思ったように伝えられない」といった回答が寄せられた。
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