湘南ゼミナールは、同社が主催する「河合塾マナビス」が高校で部活動をしながら大学受験に合格した現役大学生319名を対象に実施した、「部活生の大学受験に関するアンケート」の結果を11月22日に発表した。同調査は、10月20日~27日の期間に行われている。
調査対象者に、部活動が大学受験にどのような影響を与えていたかを尋ねたところ、約6割が「よい影響があった」と回答した。

受験と部活動の両立において、実際によかったと思ったこととしては、「受験を乗り切るための仲間ができた」「メリハリがついて効率が上がった」といった回答が寄せられている。

大学受験に向けて、受験モードに入った時期を尋ねた質問では、部活動の引退時期にあたる「高校3年生の4~9月」が最多となった。

一方で、受験を経験した大学生が受験対策を本格的に始めるべきだったと考える、理想的なタイミングを尋ねたところ、「高校2年生の7~3月」がもっとも多い。

受験と部活動を両立させる上で、周囲より時間あたりの学習効率を高めることを意識していたかを尋ねた質問では、約6割が「意識していた」と答えている。

塾に通っていたかを尋ねたところ、塾に通っていた受験生は約6割に達した。

部活動と受験を両立する上で、どのような塾がよいと思うかを尋ねた質問では、「自身のスケジュールやペースに学習を合わせられること」「学習を管理するアドバイザーがいること」が上位となっている。
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