EDUCOMは、同社が提供する高等学校向け統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th for High School(以下、for High School)」の東京都立学校導入を、11月10日に発表した。
同社はこれまで、全国の約440自治体・約8800校(10月時点)の小学校および中学校を対象に、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」をクラウドあるいはオンプレミスで提供してきた。この度、サービスの提供対象を拡大するため、高等学校向け統合型校務支援システム「for High School」を、高校市場で実績のあるテクノコーポレーションと共同で開発し、製品ラインナップに加えた。
東京都立学校での導入に向けては、NTT東日本とともに「for High School」の構築準備に着手しており、2022年度より順次、システムの稼働開始を予定している。東京都教育庁では「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」により教育のICT化を推進しており、統合型校務支援システムもこの一角を担うものとなる。
同社は、この「for High School」を皮切りに、今後、小学校から高等学校までをカバーする学校支援システムを提案していく。10月現在、県単位を含む複数地域・学校で「for High School」の本稼働を開始している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア