カタリバは、設立20周年事業の第1弾として、社会起業家支援などを行うエティックとともに「10代の居場所をつくる仲間」を応援するインキュベーション事業「ユースセンター起業塾」を立ち上げることを、11月1日に発表した。あわせて、カタリバの代表である今村久美氏が「いま、地方の居場所づくりが必要な理由」について語るトークイベントを、11月21日にオンライン開催する。
「ユースセンター起業塾」は、全国で10代の子どもたちのための居場所づくりや学習支援をしている・したい人々を対象に、事業の立ち上げを支援するインキュベーションプロジェクト。
子どもたちが何かをやりたいと思ったとき、または子どもたちが何かにつまづいたり苦しさを抱えているときに、手を貸せる大人が少なく、その結果として可能性が閉ざされてしまうのではなく、地方で育ったからこそのよさや視点を、もっと伸ばして羽ばたいていけるようにしたい、という想いから同プロジェクトは生まれている。
同プロジェクトの発足にあわせて行われるオンライントークイベントでは、今村氏や実際にユースワーカーとして地方で10代の子どもたちと関わり続けてきたメンバーが登壇するほか、モデレーターとしてLINKALLの代表であり、COMPASSのファウンダーでもあり、中央教育審議会臨時委員も務める神野元基氏を迎え、起業家として、教育の専門家として、さまざまな立場から、「地方の居場所づくり」について深掘りする。
おもな参加対象は、教育・子ども支援・学習支援・居場所づくりなどに関心がある学生および社会人。開催日時は11月21日13時~14時30分。参加費は無料で、参加にあたっては事前登録が必要となる(11月19日締め切り)。
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