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生徒と保護者の生の声から未来を見据える――プログラミング教育で子どもたちに身につけてほしい力とは?

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未来の社会を見据えて

 日本は、技術力こそ優れていると言われますが、コンセプトやブランド作りといった面は苦手です。これからの時代、物でもサービスでも開発の大部分が無人化、つまりロボットやAIが行う方向に向かうと予測できます。そのため、技術による差別化はますますしづらくなり、コンセプトや見せ方をどうするかが頭の使いどころとなっていくでしょう。そこは現代の日本人の弱いところ。

 先月、D-SCHOOLではクリスマスパーティー兼発表会を行ったのですが、その中で扱うゲームは、そのコンセプトから生徒に考えてもらいました。今まで習ったプログラムを使ったゲームを作って、いかにみんなを楽しませるか、パーティーを盛り上げるか。そして、みんなが楽しんでくれた成功体験が自信になって、やがて人格の土台となる原体験になります。

 子どもたちの発想の1つに「マインクラフトのブロックを使ったビンゴをする」といったアイデアがありました。そのアイデアを膨らませて、コンセプトから内容、実施までをやり遂げてもらったのですが、当日はものすごく盛り上がり、マイクラビンゴはみんなを熱狂させることになったのです! そういった経験を積むことによって、プログラミング以外にもさらにいろいろなことにチャレンジしてもらいたいと願っています。

生徒が作成したマイクラビンゴ
生徒が作成したマイクラビンゴ。発表の様子はこちらの動画で見ることができます。

最後に、プログラミング「で」学ぼう!

 繰り返しになりますが、プログラミング教育は「創造性」や「論理的思考力」などを育むためのものであり、プログラミングの技術を身につけることだけがその目的ではありません。学校で必修化された後も、プログラミング「で」何かを学ぶことがポイントになります。プログラミングを学びながらコンセプト作りを学んだり、周りの人に楽しんでもらうコンテンツを自ら作り上げたりといった経験は、これからの働き方に備えるためにもとても重要だと考えています。

 先日、D-SCHOOLの生徒が「ペッパー」のプログラミングコンテストで特別賞を獲得して、ソフトバンク主催の全国大会に参加することになりました! また、別の生徒はNHKの人気番組「Why!?プログラミング」に出演するなど、生徒の活躍の幅がさらに広がってきています。スポーツと同じで、裾野が広がればスター的な人材も出てくることでしょう。21世紀の教養としてのプログラミングということで裾野も広げつつ、その中で出てくる個性もしっかり伸ばしていける環境を提供していきたいと思います。

D-SCHOOLオンラインで学ぶマインクラフト×プログラミング

 D-SCHOOLのプログラミングコースは全国に広がっています。エンタメ性にあふれた映像教材を使いながら進めていくコースを通して、楽しい学びが広がるお手伝いができればと考えております。全国に提携校も増えており今後も楽しく学べる環境を広げていければと考えております!



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連載:子どもたちが夢中の「マインクラフト」を教材に~教育現場での活用と効果~

著者プロフィール

  • 水島滉大(D-SCHOOLプログラマ )(ミズシマコウダイ)

     静岡県立大学経営情報学部卒業、高校教諭 第一種免許状(商業、情報)取得。  大学では、プログラミングやマルチメディアを学び学生時代よりプログラマとしてD-SCHOOLをサポート。プログラミング教育に精通し、高校教諭免許を取得。  マインクラフト歴は7年の日本屈指のマイクラユーザー。マインクラフ...

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