サーティファイは、30~50代の男女を対象に実施した、「オンライン入試」に関する意識調査の結果を、9月29日に発表した。同調査は、大学に前年受験して入学している、または1~5年以内の受験を予定している学生の保護者に対して9月17日~18日の期間に行われ、400名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「オンライン入試」(筆記試験や面接試験をパソコンなどのWeb端末を使って、受験専用のアプリケーションやZoomなどを起動して受験できる入試形態)で子どもが受験することについて、どう思うかを尋ねたところ、「とてもよいと思う」が16%、「まあよいと思う」が50%、「あまりよいとは思わない」が27%、「よいとは思わない」が7%で、「とてもよいと思う」と「まあよいと思う」を合わせた66%がオンライン入試に肯定的だった。
オンライン入試に対して、「とてもよいと思う」「まあよいと思う」と感じている理由としては、「感染リスクが抑えられる」が74%、「交通費がかからない」が70%、「遠方でも受験しやすい(場所を問わない)」が69%、「緊張しにくい」が25%となっている。
オンライン入試に対して、「あまりよいとは思わない」「よいとは思わない」と感じている理由としては、「不正ができそう」が87%、「受験可能な静かな個室環境がない」が29%、「設定に手間がかかりそう」が27%、「通信環境がない(Wi-Fiが用意できない)」が12%だった。
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