Schooは、高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing(スクー スウィング)」の一部機能をアップデートし、9月28日に正式リリースした。
「Schoo Swing」では、学生が事前にオンライン受講か対面受講かを選択でき、どちらを選択してもコメントやリアルタイムアンケート機能を通じて、教員・学生間の双方向性コミュニケーションを促進する。
10年間、オンライン授業を提供してきた同社のノウハウを活かしたプロダクト設計を盛り込んでおり、学生の授業参加姿勢を引き出して活発な双方向性授業の実現をサポートするとともに、アクションボタンの押下状況やクイズの結果を、出欠管理や次回以降の授業改善のために活用することが可能になっている。
オンデマンド授業を管理するCMSや、ライブ授業を実施するZoomなどのテレビ会議システム、教材配布や学習データを管理するLMSなど、従来は複数のツールを組み合わせて行ってきたフローを「Schoo Swing」だけで代替できるため、教職員の授業以外での作業負荷の削減につながる。
今回の正式リリースでは、20以上の大学への支援実績や、β版への要望を踏まえて品質面を改善するとともに、対面授業とオンライン授業で同じ画面を見て学ぶことを可能にする「対面/オンラインのUI切替機能」、オンデマンド講義動画のタイミングを指定して教員コメントやクイズを挿入することで、授業の双方向性を担保する「オンデマンド動画の双方向性促進機能」を追加した。
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