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高校生のSDGs認知度は86%、最も関心が高い目標は「ジェンダー平等を実現しよう」【渋谷トレンドリサーチ調査】

 アイ・エヌ・ジーは、同社が運営している「渋谷トレンドリサーチ」が高校生(15~18歳)の男女100名を対象に実施した、「SDGsに関する認知・行動調査」の結果を9月7日に発表した。同調査は、8月16日~18日の期間に行われている。

 調査対象者に、SDGsを知っているかを尋ねたところ、「なんとなく知っている」が38.0%、「よく知ってる」が30.0%、「聞いたことがある」が18.0%で、「知らない」の14.0%以外を合計すると認知率は86.0%となった。

 SDGsにおける「社会」「経済」「環境」の3分野のうち、もっとも関心の高い分野を尋ねたところ、「環境」が58.0%、「社会」が29.0%、「経済」が13.0%の順となっている。

 SDGsにおける17の目標のうち、関心がある目標としては(複数回答)、「ジェンダー平等を実現しよう」(51.0%)がもっとも多く、「人や国の不平等をなくそう」(44.0%)、「貧困をなくそう」(40.0%)がそれに続いた。

 SDGsへの取り組みは、どのようなグループで行っているかを尋ねたところ、「学校で行っている」(44.0%)が最多で、以下「特に行っていない」(41.0%)、「個人で行っている」(10.0%)が続いている。また、具体的に行っている活動としては、「学校で制服が男女自由になった/学校で行っている」「学校の授業でポスター作りと発表を行った/学校で行っている」「キリンスクールチャレンジに参加して森林問題についてSNSで投稿する活動などを行いました/学校で学校で行っている」「フェアトレードを広める活動をする団体に入って、SNSでの発信やイベントを開催した/個人で行っている」といった回答が寄せられた。

 街や企業や誰かのSDGsへの取り組みで、おもしろい、あるいは素敵だなと思った取り組みを尋ねた質問では、「レジ袋の有料化」(9.0%)、「RE.UNIQLO(ユニクロの洋服リサイクルボックス)」(5.0%)、「マイバッグの持参」(4.0%)といった回答が寄せられている。

 SDGsの前身であるMDGsの認知度は、「知らない」が72.0%、「聞いたことはある」が15.0%、「なんとなく知っている」が11.0%、「よく知ってる」が2.0%だった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6278 2021/09/12 02:44

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