小児がんについて親と教師が知っておいたほうがよいこと――社会へ小児がんサバイバーへの理解を広めるために
若年性のがんについて教育者や周囲の人たちが知っておきたいこと 第1回
年間100万人を超えると言われるがん罹患者数の中では0.25%と、希少がんともいえる存在の「小児がん」。そのため、患者の子どもたち自身、ご家族はもちろん、彼らを取り巻く学校関係者や友人等にも十分な情報はありません。また、つらい治療を終えて社会に戻った子どもたちには、その後も長期のフォローアップが必要です。治療中、治療後も安心して就学ができるように学校関係者や保護者が知っておくべきことについて、NPO法人「キャンサーネットジャパン」理事の中井美穂が、小児がん専門医にインタビュー。第1回は北海道大学大学院医学研究院小児科学教室・真部 淳教授にお話をうかがいました。
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特定非営利活動法人キャンサーネットジャパン(キャンサーネットジャパン)
1991年発足。がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとして活動。2001年にNPO法人化。活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指している。2014年より毎年開催しているジャパンキャンサー...
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