リクルートが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、学校向けサービスにおいて、小学1~3年生を対象とした学習コンテンツの提供開始を、9月2日に発表した。
これまで「スタディサプリ」は小学4年生から学習できるコンテンツを提供してきた。この度、児童の学力差解消のさらなるサポートをすべく「スタディサプリ 小学講座1~3年生」の新たな学習コンテンツの提供を開始した。
小学校低学年は学習において先生のサポートをある程度必要とするため、新コンテンツは学齢に合った学習体験ができるよう、学校での利用を前提とした教材設計で先生の指導負荷軽減を図っている。
また、小学4年生以上の児童・生徒の学び直しにも活用できる。この度のリニューアルにより小学1年生から高校3年生まで12学年分の教材がそろうため、特に小学校・中学校を一括して抱える市区町村自治体では利用がしやすくなる。
学校向け「スタディサプリ 小学講座1~3年生」の新コンテンツの内容
小学校低学年の児童の学習に最適化されたドリル(国語と算数)とアニメーション動画(算数)が提供される(順次、社会と理科のドリルも提供予定)。他学年のような講義動画中心ではなく、ドリル演習を中心とした教材構成で、小学校低学年の児童にとって取り組みやすく、集中力が継続しやすい設計となっている。
また、写真やイラストを多く取り入れた楽しい問題・解説を、学友キャラとともに学べる。ドリルやアニメーション解説動画では、思考の流れに合う充実した解説が行われる。
学習時間は1回5分程度で構成されており、朝学習などの隙間時間に簡単に活用できる設計となっている。授業内で早く取り組みが終わった児童の追加演習としても利用可能。ドリルは自動採点され、児童自らの取り組みのほか、先生からの課題配信もできる。
なお、個人向けのスタディサプリには小学1~3年生の学校向けコンテンツは含まれない。
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