イオレは、同社が運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用している、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「夏休みの宿題」に関する調査結果を8月5日に発表した。同調査は、7月19日~27日の期間に行われ、1337名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもの夏休みの宿題の進め方について尋ねたところ、「計画的に毎日少しずつ取り組む」(49.3%)がもっとも多く、「夏休み始めのうちに全部終わらせる」(40.2%)がそれに続いており、約9割が余裕をもって夏休みの宿題に取り掛かっていることがわかった。
学年別でみると、1年生では0%だった「ノープランで最後に慌ててやる」「全部終わらせることができないまま新学期を迎える」は、学年が上がるごとに増加し、6年生では「ノープランで最後に慌ててやる」が12.2%、「全部終わらせることができないまま新学期を迎える」が3.1%に達している。
夏休みの宿題の進め方について相談したかを尋ねた質問では、「相談した」と「相談していない」の差は3%であり、「相談した」理由としては「はじめての夏休みなので、計画的に取り組めるようにするため」(小学1年生の保護者)や、「塾の宿題が毎日あって大変なので、夏休みの宿題はできるだけ早く終わらせたい」(小学3年生の保護者)などがあった。「相談していない」理由としては「学校から毎日計画的に進めるように、またまとめてやることがないように指導があり、昨年概ね計画通りに進められたから」(小学2年生の保護者)、「計画を立てないといけないと思いつつ出来ていない状況」(小学4年生の保護者)といった回答が寄せられた。
夏休みの宿題のうち、最後まで残りがちなものとしては「読書感想文」が、親が手伝うことになるものは「自由研究」が最多となっている。
夏休みの宿題が、子どもにとって必要かを尋ねたところ、「必要だと思う」という回答は65.4%に達した。
夏休みの宿題のうち、必要だと思うものは「ドリル」は1位で、「夏休みの日記」「観察日記」もトップ5にランクインしている。一方、不要だと思うものは「習字」が1位で、「自由研究」「読書感想文」もトップ5にランクインした。
自由研究のテーマの決め方は、「子どもが決める」(33.4%)がもっとも多い。
自由研究にかけた(またかける予定)の予算は、「501~1000円」が最多だった。
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