高校生の保護者、半数超が子どもと学費について話した経験あり――4人に1人が「学費が工面できるか不安」【マイナビ調査】

　マイナビは、同社が運営する進学情報サイト「マイナビ進学」が高校1～3年生の子どもを持つ保護者1200名を対象に実施した、「2021年 高校生の進路に関する保護者調査」の結果を8月4日に発表した。同調査は、7月16日～18日の期間に行われている。

　調査対象者に、子どもの進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることを尋ねたところ（複数回答）、「特に困っていることはない」（31.4％）がもっとも多く、「学費が工面できるか不安」（24.5％）がそれに続いた。保護者の約7割が何かしらの悩みや不安を抱えており、およそ4人に1人が「学費が工面できるか不安」を挙げている。

　これまでに、子どもと進学先の学費について話をしたことがあるかを尋ねた質問では、高校1年生の保護者の約4割、高校2年生の保護者の5割、高校3年生の保護者の約7割近くが「ある」と回答した。

　子どもの進路選択・学校選びについてどのような情報がほしいかを尋ねたところ（複数回答）、「入試の種類について」（44.7％）、「学部・学科で学べる内容について」（42.2％）が上位を占めたほか、「就職実績について」（37.9％）や「学費のサポートやお金について」（36.5％）も3割を超えている。