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東京学芸大と岡山県津山市の基礎学力育成実証事業がモノグサの学習プラットフォーム「Monoxer」を活用

 モノグサは、同社の提供する学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、東京学芸大学および岡山県津山市教育委員会の連携事業「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」の実証に用いられることを、7月30日に発表した。

 「基礎学力育成社会システム開発プロジェクト」は、東京学芸大学と津山市教育委員会が10年後を見据えた「未来の学校づくり」をテーマに締結した、連携協定の一環として、津山市立津山西中学校をモデル校に、8月20日まで全5回の実施を予定している。

 同プロジェクトでは、ICTツールを活用しつつ、学校と地域などの協働によって、学校外の時間で基礎学力の定着度を高めることを目的とする。

 津山市教育委員会は、東京学芸大学の大学生や大学院生を指導者(学習パートナー)として、受講を希望した津山西中学校の生徒に「Monoxer」を活用しつつオンラインでの指導という形式で実証を行い、課題や効果的な実施方法を模索していく。なお、今回の実証では、数学の平方根に焦点を当てて学習を進める。

 指導者は、自宅のパソコンからオンラインで接続し、受講者は学校の生徒用ノートパソコンを使って、1回目および2回目は津山西中学校内で接続し、3回目以降はノートパソコンを自宅へ持ち帰って実施する。

「Monoxer」を活用したオンライン指導のイメージ
「Monoxer」を活用したオンライン指導のイメージ

 同実証において「Monoxer」を活用することで、受講者は記憶定着が必要な平方根の学習を効果的に進められ、指導者は生徒の学習プロセスを把握しながらより的確な指導を実施できるようになる。また、指導の冒頭の時間には「Monoxer」の小テスト機能を活用し、テストを実施して受講者の学習状況を把握してもらう。

 1回の指導時間は60分で、指導者として東京学芸大学生が5名、受講者として津山市西中学校3年生の10名が参加する。

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https://edtechzine.jp/article/detail/6090 2021/08/02 17:50

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