ユニファは、同社が展開する保育支援サービス「ルクミー」をリニューアルするとともに、高い専門性を持った講師陣などとともに学ぶ研修・コミュニティ「ルクミー みらい保育スクール」を開校することを、7月1日に発表した。
リニューアルされた「ルクミー」では、データ連携を強化して登降園状況や検温、睡眠、食事、排便などのデータ、「ルクミーフォト」で撮影した写真などを自動で集約し、帳票や連絡帳へ自動転記されるようになる。保育関連業務をDX(デジタル・トランスフォーメーション)し、業務負荷の大幅な削減を実現して、保育者の心と時間のゆとりの創出を目指す。
また、創出できた時間で保育者にとって重要な子どもと向き合う時間を増やし、写真ドキュメンテーション作成機能を提供することで、保育者同士で子どもたちの成長に関する気づきをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やすことによって、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献していく。
「ルクミー みらい保育スクール」は、保育施設における保育の質の向上をさらにサポートすべく開校。場所を選ばず受講可能なオンライン形式で、自園のなりたい姿を描き、何から取り組むべきかを明確にし、なりたい姿の実現に向けて伴走していく、これまでにない保育施設向けの新しい学びの場となっている。
東京大学名誉教授であり白梅学園大学名誉学長でもある汐見稔幸氏による「みらいのこどもたちのために、今できること」をはじめ、SDGsや小学校などの教育まで、なりたい姿の発見につながる半歩先の様々な情報を継続して提供するコース(みらい保育コンテンツ)や、保育業界においてさまざまな挑戦を行ってきた教員を「みらい保育アンバサダー」として招聘し、成功事例や体験をシェアしてもらうコース(セルフデザインコース)、多様性を活かす組織づくり、協力関係を作る指導コミュニケーション、ゆとりを生みだす業務改善、写真を活用した保育の振り返りといった4つのテーマで展開し、白梅学園大学名誉教授の無藤隆氏や、玉川大学教授の大豆生田啓友氏など高い専門性を持った講師陣から学べるコース(往還型コース)を用意する。
プレ開校(みらい保育コンテンツ・往還型コースのみ開校)は7月1日で、本開校(セルフデザインコースも開校)は9月1日を予定している。
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