デジタルハリウッドが展開する、オンライン授業の導入・活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」は、「アバターのオンライン授業活用」「バーチャルキャンパス」に焦点を当てたセミナーを7月1日に開催する。
中央教育審議会「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」や産業界による「Society 5.0に向けた大学教育と採用に関する考え方」でも取り上げられている通り、新たな時代に対応するための教育改革推進が求められている。
コロナ禍の影響下で急速に進んだオンライン授業の実践は、Society 5.0に向けた新たな教育の取り組みであり、中央教育審議会「教学マネジメント指針」内容からも、今後、学生の学修成果を最大化する教学マネジメントの充実・推進が、高等教育機関において必要不可欠になるとされている。
本セミナーでは、学習成果を最大化するための手法の1つである「ブレンディッドラーニング」事例の紹介が行われる。
「ブレンディッドラーニング」を構成する要素が多くある中、特に「メディア(oVice、NICECAMERA、Mozilla Hubsなど)」「提供手段(アバター&バーチャルキャンパスによる、オンライン同期型かつ双方向型)」の観点で特徴的な事例となっている。
アバター活用は自由自在に「見た目」を選択できる学習環境により、個別最適化されたコミュニケーションの実証実験を、バーチャルキャンパスは仮想空間で「いつでもどこからでも気軽に集まれる」「大人数でも少人数でもコミュニケーションがとりやすい」といった特徴を活かし、学びのコミュニティづくりの検証を行った。
講師はEdTech研究・実践家/探究型キッズプログラミング教室 アルスクール中野校長/オンライン学校 ワンラインスクール代表の小林英恵氏。セミナーでは事例の解説だけでなく、実演が行われるため参加者は疑似体験ができる。
開催日時は7月1日の18時~19時(開場:17時30分)。Zoomを利用して行われる。対象は高等教育機関の教学マネジメント担当者、その他関心がある人。参加費は無料で、事前申し込みが必要。定員は300名で先着順。
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